花植木のご紹介
色を楽しむ樹種(観賞植物)
紬しぼり
白い散り斑が季節によって変化する明るい色のヤツデ。日陰でも耐えるので暗い庭のイメージを変えることができる。
日陰で良く育ち、花も美しい。青緑~緑あるいは斑入りの品種があり、花は白~紫で夏によく咲く。
オタフクナンテン
ナンテンの矮性種。冬になると紅葉する。和洋どちらの庭づくりにも使え、正月の寄せ植えにも向く。
オウゴンモチ
春の新芽が明るい黄色が美しい常緑樹。庭木としての樹形が整う。
トリカラー
緑、黄、赤の3色の葉色が楽しめる斑入り品種で、緑と外斑の薄い黄色との対比が美しい。新芽は赤みを帯び、寒さを受けた葉は斑の部分が赤くなる。
2~3月に長さ3cm程のピンクのビロード状の花穂が現れる。ネコヤナギの園芸品種。
花を楽しむ樹種
3月下旬~6月に枝頂部にツツジに似た花を球状に花を咲かせる。花色は、赤、ピンク、黄、白 、絞りなどがある。
夏から秋にかけて径6~10cmの花を咲かせ続ける。花色は白、赤、紫の系統があり、白の底紅や八重咲きなどバラエティーに富んだ品種群がある。
オカメザクラ
2月下旬から3月上旬に咲き始める早咲き品種。カンヒザクラとマメザクラを交配して作出。
ソシンロウバイ
真冬に満開の花を咲かせ、非常によい芳香を放つ。
7月から初秋にかけて、長い花穂の先端から順番に咲き続けるために花期が長い。花色は白、ピンク、淡紅紫色などがある。
初夏から初秋までの長期間花を咲かせ続け、花付きがよい。花色は青紫色で白やピンクのものもある。葉の形が朝鮮人参の葉に似ている。
お勧めする新樹種
ピンクレモネード
ピンク色の実が特徴的なブルーベリー。アメリカで育成された。
フロッティングクラウド
美しい斑入の品種でコンパクトな樹形になる。早春にハナズオウより明るい紅紫色の花を咲かせる。
ハートリッジワイン
5~6月の長期間径7cmほどの紅紫色の花を咲かせ続ける。性質は丈夫でよく枝を伸ばす。
メキシカーナ
花色は美しい赤で四季咲き。特に春と秋の花付きがよい。
ベニス ファスティギアタ
こい紫葉で赤や桃色の花が若葉とともに咲く。果実は赤実。成木は円柱形で高さ4m 幅1m程。
センセーション
赤花に白い縁取りのある品種。春から初夏の開花期には甘い香りを漂わせる。
生け垣としてお勧めする樹種
4月~5月に赤紫色あるいは白色の花を咲かせる。刈り込みしても花付きが良いため生け垣に最適。葉色は紅紫色あるいは緑色。
ヨシノツツジ
開花期は3月下旬~4月上旬頃。樹高は1~2mで常緑である。寒さ、暑さにも強く、刈り込みにも耐えるため生け垣に向く。
生長が早く、強い剪定にも耐える。葉の大きさや色などにより様々な品種がある。
ゴールドライダー
枝が密に出て刈り込みに強いので生け垣に適したコニファー。冬になると黄金色がさらに鮮やかになる。
不規則な白の覆輪が入る。日当りから半日陰まで、土質は選ばない。刈込むこともできるため生垣としても利用できる。
葉に香りがありハーブとして扱われる。春に咲く白い花が綺麗な常緑樹。刈り込みに強く生け垣にもお勧め。日陰でも花付きが良い。
形を楽しむ樹種
中国原産のヤナギで、枝が不規則に曲がるためこの名が付いた。花材として使われるが、庭木としてもおもしろい。
むさしの1号
埼玉県が開発したケヤキ。枝葉が横に広がらないために竹ほうき状の樹形になる。街路樹のように狭いスペースの植栽に適している。
金魚葉椿
葉の先が3つに分かれており、金魚の尾びれのように見えることからこの名が付いた。
流泉
イロハモミジ系の枝垂性品種。シダレの中でも垂直に枝垂れる。
埼玉県の代表的な樹種(観賞植物)
安行寒桜
開花はソメイヨシノより1週間程早く、花色はソメイヨシノより濃い。安行で育成されたものといわれており、県内各地に植えられている。
金芽ツゲ
5月頃の光沢のある黄金色の新芽が特に美しい。刈り込みにも強く、生け垣にも向く。
新緑の明るい緑と紅葉の赤が美しい。包芽力が強いので刈り込み仕立てに適する。4月~5月頃にベル型の白い花を咲かせる。
枝が密に出て刈り込みに強いので生け垣に適したコニファー。冬になると黄金色がさらに鮮やかになる。
常緑樹だが葉の色が明るい緑なので、軽やかに感じる。6月から7月に咲く花は見事。秋に見られる実も美しい。
美しく咲く花
生産量、出荷量ともに全国に名を馳せる球根植物。花形はもとより、香りもよく、人気の花。
東南アジアに自生している着生ランで、蝶が舞う姿を連想させる花は2か月以上も咲続ける。
サクラソウ科の宿根草で春の鉢花の代表格。種類が多く様々な花色がある。
冬の鉢花として年末から年始にかけて華やかに咲き揃う。贈答用としての需要が多い。
「県の花」として、県民に愛されている花。現在では数多くの園芸品種がある。4月中旬ごろにサクラの花形に似た花を咲かせる。